かわばた眼科の簗田先生に講演に来て頂きました
我々スタッフが参加しているNPO法人地域学校精神保健福祉ネットワークにて、定例研修会がありました。
かわばた眼科は千葉県浦安市にある有名な眼科です。そこにある視覚発達支援センター長の簗田先生が今回の講師でした。(http://www.ikushisya.com/)
この界隈では『目の問題はかわばた眼科へ』と言われているほどです。
が、目の問題を丸投げしている感がこれまであり、我々でもなんとか出来ないかと思ったのが自分たちで塾を始めた理由のひとつでもあります。
特に発達障害のある方の多くは、”目が堅い”印象がありました。
何かを見るとき視線を動かさず、頭ごと動く。
その動きが“目立つ”のです。もちろん落ち着きのなさもあると思いますが、首がキョロキョロしていなければ、そうまで目立たなかったでしょう。
実際に、発達障害の方には目の問題を抱える方が多いようです。読み間違いや飛ばし読みなどもそうですが、運動が苦手だったり、エスカレーターにスムーズに乗れないなどもそのあらわれです。
・物を見るとき、目を細めたり、上目遣いや横目使いで見ていませんか?
・頻繁に目をこすっていませんか?
・片目をつぶったり、顔をそむけたり、していませんか?
・よく「頭が痛い」「読むのが疲れる」と言っていませんか?
気になるときは、眼科や小児眼科をご検討下さい。
当塾でも、目の問題に気付いた時は必ずご報告しています。
視力が良くても、本当によく見えているとは限りません。見えている状態が長く続いているとも限りません。
学習のためには、『目で見る力』というのは本当に大切です。読むこと、書くこと、今の“勉強”のほとんどに目を使います。
物を目で追う力、見続ける力、両目で見る力、目と手の繋がり……これら全てが日常や学習に繋がります。
学び舎ゆうでは環境調整や、専門機関との協力を大切にしております。
今回の視覚認知の課題も、とても勉強になりました。
当塾でもより良い視機能トレーニングが出来るよう、尽力したいと思います。
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